馬を手に入れた私は、早速かねてからの悲願であった首都訪問の旅に出ることにした。
首都、いわゆる都へ上ることを上洛と呼ぶ。
そう、古の今川義元、上杉謙信、武田信玄が望みつつ叶わなかったという上洛である。
都へ上がること、それは何よりのキャリアのステップアップである。
上洛をすれば、
「俺は昔、上洛して殿様に会ったことがあるんだぜ!」
などと、片田舎のうらびれた場末の酒場で管を巻くことが出来る。それほどの価値があるのだ。
さて、その首都の名前は「Ahgram」と言う。
Khalの港町から南へ向かった先にあるようだ。
Khalには大きな川が流れ込んでいるが、その川を南へ下っていくことでも行くことが出来るようだ。
船などがあれば、もしかしたら移動は便利かもしれない。
ともかく、私は移動手段が馬しかないため、馬で地道に街道を南下することにした。
Khalを真夜中に出発した。
あたりは暗く、夜の闇が私の周りを覆っている。
空には星がぼつぼつとあり、大きな月が私の周りの暗闇を照らしてくれる。

とりあえず、山賊の急襲に備えて、透明化する魔法を自分にかけて馬に乗った。
馬は透明にはならないが、敵である山賊には何故か見えてないようで、とりあえず安全な旅が出来た。
そう言えば、さっきも言及したが、街道には山賊が非常に多くいるようだ。私が馬で走っていると、すぐに道に出てきて私の行方を遮ろうとする。
このようなメインの街道の治安が悪いのは、あまり好ましくないように思われる。山賊を取り締まらなければ、交易などに悪影響が非常に大きいからだ。
まあ、ゲームだし、とりあえずこの問題は置いておくことにしよう。
さて、山賊をひらり、ひらりとかわしつつ、私は都へと次第に近づいて来た。
そしてついに、夜の闇の中から、都の姿がうっすらと見えてきた。

アラビアンな尖塔に、
アラビアンな丸くて尖がった屋根、
アラビアンな夜…
異国情緒あふれる情景だ。
せっかくなので、私はこの都の近くで朝が来るのを待ってみた。
どうせなら、日の当たった都を見てみたかったからだ。
うずうずと、早く街の中に入ってみたい衝動を抑えながら、私はひたすらに朝を待ち続けた。
そして、その瞬間はついに来た。


朝日により、石造りの町並みは白く光っていた。
丸くて尖がった屋根のある大きな建物が、この街を象徴してるかのように目立っていた。
これは俗に言うビザンティン建築だ。
ローマ帝国時代の建築様式は、そのままイスラム帝国に伝わり、それはそのままモスクなどでよく見かける。
イスタンブールのアヤソフィアなどが最も有名だ。イスラム国家は、ある意味ローマ帝国の様々な思想や技術をそのまま取り込んで成長をしてきた。だから、本当ならば丸くて尖った屋根はアラブ独自の様式ではない、と言いたい所だが、まあ最近はアラブでしか見かけないからアラブ独自の様式といってもいいのかもしれない…
さて、それはともかく、日も高くなったことなので私は街の中へと入っていった。
そこには、イスタンブールやカイロの下町を思わせられる独特の風景が広がっていた。

なんとなくよくテレビで見かけるアラビアンな風景の街だ。
きっと怪しげな店もどこかにあるに違いない。
一通り街を見終えた後、この街で最も目立っていた区画へと向かった。
それはおそらく王が住む宮殿と思われる所だ。

なんとなくタージマハルに似ている。丸くて尖った屋根、水の張ったプールのある中庭、四方を囲む壁。
アラビアンな風景だ。
きっとこの中に王が居るに違いない。そしてそれは居た。

スルタンだ。
そう、イスラム帝国における、世俗的な皇帝の称号。それがスルタンだ。宗教的な称号はカリフだ。
イスラム以前の世界ではシャーだ。
ということは、この世界はイスラム教が普及している世界なのか??ちなみにアラビアンナイトはイスラム教以前のような気もする。謎が深まってきた。
様々な謎は、とりあえず置いておこう。
そのスルタンの近くには、彼の妻が居た。

12番目だそうだ。
てことは、12人も妻が居るのか!
うらやましい…そしてなんか大変そうだ…
頑張れスルタン、負けるなスルタン。
スルタンの宮殿を出ると、そこにはこの街で最も高い建物がある。それは宗教施設だ。なぜなら中にハイクレリックが居たからだ。

四本のミナレットを従えていることから、おそらくモスクだ。
イスラムな建物である。
こうして、私は一つの首都を踏破した。
残りは一体いくつあるのだろうか?
全部を制覇するには、時間が掛かりそうだ。
そしてそれは楽しみでもある。

首都、いわゆる都へ上ることを上洛と呼ぶ。
そう、古の今川義元、上杉謙信、武田信玄が望みつつ叶わなかったという上洛である。
都へ上がること、それは何よりのキャリアのステップアップである。
上洛をすれば、
「俺は昔、上洛して殿様に会ったことがあるんだぜ!」
などと、片田舎のうらびれた場末の酒場で管を巻くことが出来る。それほどの価値があるのだ。
さて、その首都の名前は「Ahgram」と言う。
Khalの港町から南へ向かった先にあるようだ。
Khalには大きな川が流れ込んでいるが、その川を南へ下っていくことでも行くことが出来るようだ。
船などがあれば、もしかしたら移動は便利かもしれない。
ともかく、私は移動手段が馬しかないため、馬で地道に街道を南下することにした。
Khalを真夜中に出発した。
あたりは暗く、夜の闇が私の周りを覆っている。
空には星がぼつぼつとあり、大きな月が私の周りの暗闇を照らしてくれる。

とりあえず、山賊の急襲に備えて、透明化する魔法を自分にかけて馬に乗った。
馬は透明にはならないが、敵である山賊には何故か見えてないようで、とりあえず安全な旅が出来た。
そう言えば、さっきも言及したが、街道には山賊が非常に多くいるようだ。私が馬で走っていると、すぐに道に出てきて私の行方を遮ろうとする。
このようなメインの街道の治安が悪いのは、あまり好ましくないように思われる。山賊を取り締まらなければ、交易などに悪影響が非常に大きいからだ。
まあ、ゲームだし、とりあえずこの問題は置いておくことにしよう。
さて、山賊をひらり、ひらりとかわしつつ、私は都へと次第に近づいて来た。
そしてついに、夜の闇の中から、都の姿がうっすらと見えてきた。

アラビアンな尖塔に、
アラビアンな丸くて尖がった屋根、
アラビアンな夜…
異国情緒あふれる情景だ。
せっかくなので、私はこの都の近くで朝が来るのを待ってみた。
どうせなら、日の当たった都を見てみたかったからだ。
うずうずと、早く街の中に入ってみたい衝動を抑えながら、私はひたすらに朝を待ち続けた。
そして、その瞬間はついに来た。


朝日により、石造りの町並みは白く光っていた。
丸くて尖がった屋根のある大きな建物が、この街を象徴してるかのように目立っていた。
これは俗に言うビザンティン建築だ。
ローマ帝国時代の建築様式は、そのままイスラム帝国に伝わり、それはそのままモスクなどでよく見かける。
イスタンブールのアヤソフィアなどが最も有名だ。イスラム国家は、ある意味ローマ帝国の様々な思想や技術をそのまま取り込んで成長をしてきた。だから、本当ならば丸くて尖った屋根はアラブ独自の様式ではない、と言いたい所だが、まあ最近はアラブでしか見かけないからアラブ独自の様式といってもいいのかもしれない…
さて、それはともかく、日も高くなったことなので私は街の中へと入っていった。
そこには、イスタンブールやカイロの下町を思わせられる独特の風景が広がっていた。

なんとなくよくテレビで見かけるアラビアンな風景の街だ。
きっと怪しげな店もどこかにあるに違いない。
一通り街を見終えた後、この街で最も目立っていた区画へと向かった。
それはおそらく王が住む宮殿と思われる所だ。

なんとなくタージマハルに似ている。丸くて尖った屋根、水の張ったプールのある中庭、四方を囲む壁。
アラビアンな風景だ。
きっとこの中に王が居るに違いない。そしてそれは居た。

スルタンだ。
そう、イスラム帝国における、世俗的な皇帝の称号。それがスルタンだ。宗教的な称号はカリフだ。
イスラム以前の世界ではシャーだ。
ということは、この世界はイスラム教が普及している世界なのか??ちなみにアラビアンナイトはイスラム教以前のような気もする。謎が深まってきた。
様々な謎は、とりあえず置いておこう。
そのスルタンの近くには、彼の妻が居た。

12番目だそうだ。
てことは、12人も妻が居るのか!
うらやましい…そしてなんか大変そうだ…
頑張れスルタン、負けるなスルタン。
スルタンの宮殿を出ると、そこにはこの街で最も高い建物がある。それは宗教施設だ。なぜなら中にハイクレリックが居たからだ。

四本のミナレットを従えていることから、おそらくモスクだ。
イスラムな建物である。
こうして、私は一つの首都を踏破した。
残りは一体いくつあるのだろうか?
全部を制覇するには、時間が掛かりそうだ。
そしてそれは楽しみでもある。

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